たかびっくる

大体は映画のこと書いてます。










菅原文太




2014年11月28日、菅原文太さんが亡くなりました。


キチガイみたいな人殺しだったり仁義を通そうとするヤクザだったりトラックの運ちゃんだったり中々死なない刑事だったり声優だったり、改めて出演作を振り返ると様々なジャンルの映画に出演されています。


ぼくが初めて出演作を見たのは千と千尋の神隠しで、実写だと三池版の妖怪大戦争でした。まあその時はおもろい声の爺さんだなとかその程度の印象でしたが、中3の時に仁義なき戦いを初めて見てからその存在を意識しました。というか一度仁義なき戦いを見てしまったら映画自体の熱気に、そしてこの人の存在感に圧倒されざるを得ないと思います。

仁義なき戦い一作目では、女に優しく理不尽な暴力に対抗し、仲間を信じることを忘れず義理を通そうともがく様をどこまでも泥臭く演じています。

自分の信念に忠実に生きる様を堕ちていく人間のように描くことは簡単です。物語が進むとどんどん暗くみじめな話になっていく。ですがそんなこと知るかと言わんばかりの勢いで、信念を持ちただただ生きるために突っ走る。その姿はむしろ物語が進めば進むほど生きていること自体の誇らしささえ感じさせます。

演じているというより体現している。体現しているというより言葉にできない熱と勢いを持った何かものすごい”生き物”に見える。下品に過激に泥臭く、でも決して悪ではない理想、気風のいいかっこよさ、完成されていない様の完璧性を演じられる。そんな日本映画界屈指の名優・菅原文太さんのご冥福をお祈りいたします。

2013年に劇場鑑賞した新作映画ランキング 《次点&中間点&中間次点&ワースト編》

※2013年に日本で公開された映画のみです。

※劇場で見た映画のランキングなので、2013年中に劇場公開→DVD発売となった映画

  で、DVDでのみ鑑賞した映画はランキングに含みません。

※あくまで僕のランキングなので怒ったりしないでくださいー。

※書いてあることは全て僕個人の感想です。

※これで2013年分のランキングは最後です。


1位〜3位(別記事です)

 

4位〜10位(こちらも別記事です)





次点(ベスト程ではないにせよ面白かった)


11位《マニアック》

12位《藁の楯

13位《イノセントガーデン》

14位《劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語

15位《飛び出す 悪魔のいけにえ3D》

16位《かぐや姫の物語

17位《悪の法則》

18位《ゼログラビティ(Imax・3D)》

19位《パッション》

20位《ローンレンジャー》

21位《フライト》

22位《キャプテンフィリップス》

23位《ウルヴァリンSAMURAI》

24位《コズモポリス

25位《そして父になる》

26位《スター・トレック イントゥ・ダークネス




中間点(見て損はないしプラスマイナスでプラスが多いぐらい)


27位《ムーンライズ・キングダム

28位《アイアンマン3》

29位《野蛮なやつら/SAVAGES

30位《ペーパーボーイ 真夏の引力》

31位《レ・ミゼラブル

32位《アンチヴァイラル

33位《LOOPER/ルーパー

34位《DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女

    たちは涙の後に何を見る?》

35位《マラヴィータ

36位《相棒シリーズ X DAY》

37位《クロニクル》

38位《インターミッション

39位《インポッシブル》




中間次点(見ても見なくてもよかった)


40位《許されざる者

41位《42 〜世界を変えた男〜

42位《東京家族

43位《HK 変態仮面

44位《TED テッド》

45位《エリジウム

46位《ザ・マスター》

47位《ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE》

48位《タリウム少女の毒殺日記》

49位《シュガーラッシュ》

50位《少年H》

51位《草原の椅子》

52位《47RONIN》




ワースト(見所がないわけじゃないけどつまんない)


53位《仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国

    MOVIE大合戦》

54位《劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land》

55位《マン・オブ・スティール》

56位《清州会議》

57位《キャリー》

58位《ワールド・ウォー・Z》



もっとワースト(見なきゃよかった、お金返して)


59位《グランド・マスター》

60位《ダイ・ハード/ラスト・デイ




理不尽な目にあって地味に死ね(見た俺も悪かった)


61位《謝罪の王様

この映画にだけは言いたいことがあります。

邦画界をだめにするのはジャニーズでもAKBでもテレビ局でもなくEXILE一派。映画を無理やり終わらせて物語に関係なく流れ的に明らかに浮いているPVとe-girlsのみならずEXILEまで出てくるPVですらないあれは最早嫌がらせの域。エンドロールを途中から流してまで、くそ脚本とクソ演出の上にギリギリ映画として成り立っていたそれをぶち壊すあれは一体なんなんだ。映画を見に来ている観客に対する最大級の侮辱は商法としても成り立っていないし、ただでさえ嫌いなものだから余計に腹が立った。こんなの見てEXILEの一派を好きになる奴がいると思ってるのかもしくはファンが喜ぶと思っているのか。どちらにせよ何にせよ愚の極み。下痢クソにチンカスを添えてゲロぶちまけたような映画でした。




2013年分のランキングの記事は以上で終わりです。だらだらと更新してすみませんでした。

最後に書き残しておきたいことをいくつか↓


・実は昨年《フレンチ・コネクション》を初めて見たんです。午前10時の映画祭という企画の一作として一週間限定で劇場公開していたのですが、

本当はこれが2013年度に劇場で鑑賞した映画のベストです。ですが今回は新作映画に限ったのではずしました。

・今年の4月から大学生活がスタートするのですが、通学時間が1時間以上&鑑賞料金が高校生料金から学生料金の1500円になってしまうということで劇場から足が遠のくかもしれません。ですがブログはなるべく更新していく予定ですのでお暇な時によろしくお願いします。


以上で終わりです。長々と乱文失礼いたしました。また

ここまで読んでくださりありがとうございます!

そして、今年も何卒よろしくお願いします。