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ササラモサラな気分で

大体は映画のこと書いてます。










松方弘樹

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2017年11月21日、松方弘樹が亡くなりました。

 

大好きな俳優であり、大好きな映画やドラマに出ている方ということと、当ブログのタイトルに使っている「ササラモサラ」は《仁義なき戦い 完結編》での松方のセリフということで、思うところを残しておきたいと思います。

 

様々なジャンルの映画やテレビドラマ、Vシネからバラエティ番組までその仕事の幅広さにこれぞこの人の代表作だといえるものが思い浮かばないです。

狂犬ヤクザ・ヘタレな若造・老獪な殿様・頼れる上司・最強の剣豪...

どの役をやっても松方弘樹そのものにしか見えない大スターでした。

かといっていつも同じ芝居しかできない役者というわけでもなく、確かな演技力を持ち、求めらっれた役回りをこなす見事さは仁義なき戦いシリーズで演じた3役の違いからも明らかで。それと同時に作品世界を破壊するパワーと魅力にあふれる様は家光の乱心や十三人の刺客などでいかんなく発揮されていました。

 

出演作を追うごとに、その実態がうかがい知れなくなるのは不思議な感覚でどう形容していいのかわかりません。

 

しかしこの役者になぜ魅入られてしまうのか、少しばかり正解に近づけた気になれる映画を最近見ました。《時代劇は死なず ちゃんばら美学考》という映画で、ドキュメンタリーですが松方弘樹最後の映画出演ではないでしょうか。

この映画での松方は、映画が大好きで大好きでしょうがない。映画に情熱を燃やし続ける『映画人』そのものでした。

 

 

大スターと名バイプレイヤーを同時進行で成し遂げ、世代を超えた活躍で往年の名作から受け継がれるべき技術までを伝えた、あまりにも偉大な俳優・松方弘樹さんのご冥福をお祈りします。