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ササラモサラな気分で

大体は映画のこと書いてます。










《ローン・レンジャー》


とにかく無駄が多い!!

そして戦火の馬以来の馬映画!


ローン・レンジャー


ピュアすぎる高校生の映画感想 





55点



作品の詳しい情報はコチラ でどうぞ。




この作品はパイレーツオブカリビアンの製作・脚本・監督・主演が同じで内容もベテランの英国俳優が脇にいたり荒くれ者が多かったり主人公が投獄されたりと似通ったところも多く感じました。興行的にパッとしないジャンルを選んでいるところも。それでも全体的な出来としてはパイカリにはとてもじゃないけど及んでいませんでした。全体的にはですが。

そもそも話があっちいったりこっちいったりしすぎで無駄に長すぎる!

西部劇なんて企業とタイアップする余地もないんだし景色が代わり映えしなくて飽きやすいんだからいくらでも短くできると思うんですよ。

なのにこの作品は復讐のために追跡するという目的が明確なのにとってつけたような設定が多すぎで例えば、ジョニデの回想形式、兄嫁の子供、ジョニデとローンレンジャーの対立などなど。

この設定がどんな効果を映画に与えているかというと上映時間が長くなったこととこんな設定どっかで見たなというだけでした。

アクションシーンのことは後述しますが、せっかくアクションがいいのにローンレンジャーがノーラン映画の主人公ライクに悩んだり、ジョニデと馬とのやり取りやサソリと絡むシーンとか笑えないし死なないのは分かってるしでつまらない、鉄道王がどれだけ悪いかを説明するのがくどい、興行小屋とヘレナボナムカーターの突飛キャラ、などがそれを邪魔していると思います。

復讐のための追跡といういいアクションを魅せるには格好の話なのに鉄道会社の陰謀とかローンレンジャーの悩みとかを軸に映画が展開されていくのでクライマックスのアクションのための布石としては冗長すぎるし、実際にクライマックスが始まってしまうと大して機能していないように思いました。

主人公が弾には当たらない状態になったとジョニデが言うシーンは、主人公が弾に当たらない問題のパロディとして面白かったですが。

悪口ばかりですがアーミーハマーの往年のハリウッドスターのような容姿とジョニデのバディものとして観てみたり、心臓食べる悪役がいたり、頭ぺしゃんこの死体がでてきたり、馬が可愛かったり、ジョニデの過去の凄惨さ等良いところも無かったわけじゃないので大した思い入れも無く、かといってイラッと来るところもそう無かったので真ん中より少し下の45点くらいかなとみてる間は思いました。宣伝で言われている通りラスト11分間、クライマックスの機関車アクションがとんでもなく素晴らしかったので10点増しにしました。

クライマックスは簡単に言うと乗り物パニック+ドンパチ合戦+ジャッキーの殺陣ばりにタイミングよくきまるアクションの数々をハンスジマーの素晴らしいアレンジが施されたウィリアムテル序曲が流れる中ハイテンションに展開されていくのには大大大興奮でした。列車アクションだと乗っている列車自体は盤石のものというのが当たり前でしたがこの作品では今のっている列車が連結を外されたり脱線して吹っ飛んだりするかもしれないという不安定な乗り物の上で、やるかやられるかの状況の有利不利が代わる代わるに展開されていくのは新鮮でした。悪役がド派手にやられるのもスカッとして良かったです。

ただ二つの列車で展開されるアクションが交互に映されるので人物の位置関係が分かりづらくなったところもあると思いました。それでも流行りのカチャカチャ編集や急なズームアップが無く観やすいようにされてはいたと思います。

あとこのクライマックスはハンスジマーのアレンジによるウィリアムテル序曲のお陰で7割増し面白くなっていると思います。電子音やタメを長くするような小手先でのアレンジではないところもよかったです。



というわけで冒頭の機関車が吹っ飛ぶところを見たら1時間弱眠って、上映終了30分前くらいに起きて列車アクションを見るという見方がこの作品に最も適していると思います。





例によって幼稚すぎる日本語とまとまりのない文章力のせいでグダグダの感想になってしまいました。最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!