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ササラモサラな気分で

大体は映画のこと書いてます。










《クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲》前編

DVD・旧作映画


娯楽性+作家性の両立をしんちゃん映画として成り立たせている超・大傑作


クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の

逆襲(前編)



ピュアすぎる映画観by16歳童貞高校生

  97点



詳しい作品の情報はコチラ でどうぞ。

超がつく超個人的感想ですので注意です!!





1なんで今さらこの作品の感想を書こうと思ったかというと、この間新しくできた友人と久しぶりに観たら恥ずかしくもある場面で号泣してしまったからです(/ω\)ハズカシイ


少し長いヒロシサンの場面から子供たちが感じ”もういいよ感”がひしひし伝わってきて、笑顔でいる子供が一人もいない違和感が常に嫌な雰囲気を醸し出しています。

最初は物体的なノスタルジーでコドモ気分を味わっていた大人たちは子供から観ているとだんだん概念的な大人ではなく子供がいつも観ているオトナから大きく逸脱していきます。オトナ達が子供に戻ろうとしている、子供でいる自分の立場はどうなるの?という恐怖が伝わってきます。そしてとうとうオトナは大人でなくなります。大きな子供になってしまいます。そして自分が大人であるという現実を一番知らせてくる存在の子供たちを疎外します。


子供のころの終わり(=大人になる)を知らない自由な感覚を心の奥にしまいこんで誰かが作った大人という概念の中、自由を楽しむことが困難になったオトナ達が再び子供のころに楽しんだ自由を大人として楽しむことはなかなかできない。でもそれを今作での敵、20世紀博は叶えてしまいノスタルジーに浸るだけでは済まなくなったオトナ達がとうとうその世界に戻ってしまうところから物語は始まります。

子供からすれば大変ショックな冒頭で、自由を謳歌するという概念もなく、自由であり、気付かずに大人に頼っている子供にオトナの危うい部分を知らされてしまうといういつかは通過せざるを得ない事にしんちゃんたちは痛感させられてしまいます。


ゴースタウンと化したカスカベでしんちゃんたちはやりたい放題!!、、、を少しします。ここら辺はもろに「ゾンビ 」ですねwここでしんちゃんたち(カスカベ防衛隊ですね)はオトナごっこで楽しみ、疲れ果てるということを知るというのもオトナ達の行動のうすーい裏付けになってます。

その後なんやかんやでバスでしんちゃんたちがオトナ達から逃げるシーンで今回最大の敵のジョンレノンみたいなやつの車が徐々に、徐々に破壊されていきます。コドモの手によって形から1枚1枚こいつのダークサイドがそぎ落とされていくいい演出だとおいます。

図らずも20世紀博にたどりついてしまうのはご都合主義的ですが、そこはしんちゃん映画。しんちゃんがそこに行かないと始まらないというのを念頭に置いて観ているのは当たり前です。敵をボコボコ倒してキャッキャ言っていると暗ーい屋内へ入り込みドカンとしんちゃんたちが乗るバスが潰れると同時にBGMもパッとなくなります。そして次のシーンからはネネちゃんも、まさおくんも、ボーちゃんも風間くんも、みんないなくなります。楽しいだけの時間はここまで。子供向けメインの展開はここまで!!というのを足し算で伝えるのでなく引き算で(半ば強引なものの)きちんと伝え、次の展開を迎えていきます。

クレヨンしんちゃんらしいのはここまでで、この後からはしんちゃんが踏み込める神域のぎりぎりまで、クレしんだから良い!!という展開になっていきます。




僕はこの映画はそれなりに落差(計算された)のある2部構成
だと思っています。で、その前半のほうについて記すだけでこんなにも長文になってしまったのと、後半について記す気力が残っていないのでまた後日(近日中に!)後編について記したいと思っています。本当に言いたいことは後編に集中しているんですが、前半にも言いたいことがあったので別々に記しました。急なのと勝手ですみませんm( _ _ )m

近日中に更新しますのでよろしくお願いします!!