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ササラモサラな気分で

大体は映画のこと書いてます。










《アラビアのロレンス》by午前10時の映画祭

DVD・旧作映画


アラビアのロレンス



ピュアすぎる映画観by16歳童貞高校生


93点


作品の詳しい情報はコチラ でどうぞ。


言わずと知れた大名作アラビアのロレンスを観てきました。未見だったのですが大画面で見る映画ということを聞いていたので本日がアラビアのロレンス最終日のTOHOシネマズみゆき座という映画館に観に行ってきました。かなり人が入ってました。




4時間近くあるこの作品ですが大画面に映し出されるどこまでも、どこまでも映画的な画と壮大な物語がうまく絡み合ってものすごい迫力を打ち出していたためまったく飽きずに見ることができました。


マッチの火を吹き消した瞬間に太陽が昇るカットが入る、砂漠の向こう側の小さな点がだんだんラクダに乗った人になっていき近づいてくる、陽炎の中でうごめく何かがこっちに向って走ってきている馬の形になる→こっち側の人物の顔が怖ばんでくる(この繊細な演技も最高!)、ロレンスの周りの人物の俯瞰した撮り方、こだまを使って歌うシーン、列車シーンの略奪の場面、砂漠での殺戮、

などなどあげればどんどん出てくる映画的な名場面の数々がボコボコでてくるわけではなくしっかりと主人公の心情やこれからの場面の説明的役割をしっかりと表しているのが凄いです。

ロレンスがアラブに向ってから周りの部下などがどんどん増えていくにつれてロレンス自身が操作しきれなかった己のカリスマ性が大暴走を始めて情緒不安定になりながら破滅の1歩手前で周りの人物に助けられるというのも見事に丁寧に表していたと思います。きっかけがケツを掘られただったりするのも楽しかったです。



演技も素晴らしくて、ほられちゃったあとの顔や殺戮を行うときの顔や慈悲の顔などイベントごとにアップで写される主人公の顔の絶妙な変化具合などは本当に凄いの一言でした。アレックギネスはまんまオビワンでした。


ストーリーは複雑ではないですがやっぱりこの映画に関しては画で楽しむということを念頭に置いて観たので細かいディテールなどは4時間もあるのでうろ覚えの部分が多いし全て飲み込むのはかなりきついと思いますがそれでも強烈な迫力の映画でした。見て損は絶対になしです(って誰でも知ってますよね(・・。)ゞ)。




なるほどこれは超大名作だと実感しました。映画館の大画面で見ていない人はこの映画の本当の良さの何割もわからないんじゃないかなあ。あと関連付けて考えたことは、映画を家で見る人が増えたせいで映画館の大きな画面で観る映画の良さを知らない人が多く、また映画館で見るに値しない「これdvdかテレビでよくね?」作品も多い昨今だと考えました。あと午前10時の映画祭で次にやる《ベンハー》の予告が公開当時のものというのもうれしかったです。